Dismaland(ディズマランド)内で開催されていた、アートギャラリー「The Galleries」から見渡せる風景。
そこから見えているのは、、、
シンデレラ城。
「深夜0時になると、魔法が解けるわ! それまでには必ず、帰ってきてちょうだいね。」
「ええ、わかったわ。ありがとう、おばあさん!」
シンデレラは、魔法使いのおばあさんに、そう言い残して、お城で開かれるダンス舞踏会へ出かけました。
急いで王子様のいるお城へ向かう道中・・・
2人の娘を連れて、シンデレラの父親と結婚した継母。
シンデレラの父親を愛している、という気持ちもあったかも知れませんが、おそらく、地位と名誉と裕福な暮らしを手に入れたかったから結婚したのでしょう。
継母は、自身の散財から、財産を食い潰し、火事により、焼けたお城の修繕もできないまま放置するしかない状態。。。
あの時、もし、
シンデレラが馬車で事故に遭っていなかったら・・・
王子様に見初められて、めでたし、めでたし、結婚していたなら・・・
ここまでお城は、、、
と、勝手に想像して楽しみながら、シンデレラ城入場への長い順番待ちをしていました。
でも、
シンデレラ城って、王子様と結婚して一緒に暮らすことになったお城のことなんですよね…?
グレース・ケリーや、ダイアナ妃に思いを馳せるように、シンデレラに気持ちを寄せていた私の興奮は、すでにこの時点で絶頂に達していました。
※ グレース・ケリー(モナコ公国の王妃だったアメリカ人女優で、その人生は、まさにシンデレラ!)
シンデレラ城のお堀。
Dismaland(ディズマランド)になる前は、ウェストン・スーパー・メアーの人達で賑わうプールでした。
幼少時代のバンクシーも17才の夏まで、毎年、この地を訪れていたそう。
お城の脇に不法投棄されたショッピングカート、ベッドマットに使われているスプリングコイルなどなど、芸が細かいなぁ、、と感嘆。
本当に焼け落ちた感じで、一から、このお城を建てた人はすごい!と驚いた。
Dismaland(ディズマランド)、シンデレラ城への入場を待っている間のひとコマ。
次は、いよいよ、シンデレラ城へ入っていきます。